【ゼルダの伝説 夢をみる島】ノスタルジー感じる名作アドベンチャーのリメイクをレビュー【ネタバレなし】
そこは一度入ると出られない不思議な島。
16年の時を経て美しくリメイクされた名作アクションアドベンチャー、ゼルダの伝説 夢をみる島をレビューします!
本作について
タイトル:ゼルダの伝説 夢をみる島
ジャンル:アクション / アドベンチャー
対応機種: Nintendo Switch
価格:通常版 5980円+税、ARTBOOK SET 6980円+税
プレイ人数:1人
レーティング:CERO B
評価・プレイ状況(5段階評価)
ストーリー・キャラクター:☆☆☆☆
ゲームプレイ・操作感:☆☆☆
グラフィック:☆☆☆☆☆
サウンド:☆☆☆☆
システム:☆☆☆☆
クリア時間:15時間くらい
やり込み要素コンプはフィギュア集めだけやりました
リメイク元は小学生の時に夢をみる島DXをちょっとだけやったことがありますが、ほとんど記憶がない上にクリアもできてないくらいです
つまりほぼ初見!
ストーリー・キャラクター:☆☆☆☆
旧作のリメイク・任天堂のアクションアドベンチャーなだけあって、ストーリー上語られることはあまり多くはないです
が、個性的でユニークなキャラクター、島の謎が明かされていくストーリーはあっさりながら一つの冒険譚として完成されています
任天堂作品はどうにもセリフ回しやキャラ付けが秀逸なので、触れ合う時間は短くとも愛着が湧いてしまいます
エンディングを迎えるころにはある種のロスというか、喪失感や切なさを感じました
ネタバレになるので詳しい話は控えますが、ストーリー上そうさせる展開になっています
テキストについては細かいギャグや面白さを混ぜ込むテイストで、クスっと笑わせてくるものが多いように感じました!
ひ、ヒミツってなんですか!?////////////////
ヒロイン・マリンに冒険に同行してもらう演出
なにがチャンスやねん!
ゲームプレイ・操作感:☆☆☆
アクション周りは割と直感的に操作できます
右手のメインキーとなるABXYそれぞれにアクションが割り当てられているので扱いやすいです
Aは話す・調べるなどのアクション、Bは剣での攻撃が固定されており、XYは自分でアイテムを設定して使うことができます
ただ、冒険で使えるアイテムの数が多く、XYの2キーだけでは正直足りないと感じます
どうしても頻繁に割り当てアイテムをメニューから変えなくてはいけない場面が多かったので、それが結構不便かつ面倒に感じました
アイテムはこのように右側の選択肢から2つを登録します
フックショットも爆弾もロッドもワンボタンで使えるようにしたいんだよ~~!
ZR・ZLが完全に空きキーになっていたので、そこにも登録出来たら便利だったのになあ
グラフィック:☆☆☆☆☆
グラフィックは本当に最高!!!
何が最高って、この木製人形のような質感がすごすぎる
風景や建物もいい意味で作りもの感がでていて、まるでミニチュアのジオラマを旅している感覚です
任天堂作品でいつも褒めてる気がするけど、水の表現が本当に綺麗
実際に飛び込んで泳ぎたくなるような気持ちよさです
サウンド:☆☆☆☆
BGMについては個人的にはこれ!って曲は特にありませんでしたが、作風にあったBGMで雰囲気が削がれなかったのが高得点です
ミニチュアジオラマのような可愛らしい世界観に合う音作り。それでいてゼルダのテイストを残していてシリーズからも逸脱しない良さがあります
まあ私はゼルダシリーズほぼ未プレイでスマブラくらいでしか曲を知らないのですが・・・
少なくともスマブラに収録されているような曲からは逸脱していないと感じました!
ボイスは息遣いとか悲鳴とかセリフにならない程度に収録されています
リンクのボイスはDQ11の主人公などの斎賀みつきさんが担当されています
少年リンクにこれ以上なくマッチしたボイスで崖から落ちても可愛らしいです!(よく崖から落ちた顔)
システム:☆☆☆☆
このゲームの流れは
- ダンジョンに入るためのカギを探す
- ダンジョンを攻略してボスを探す
- ボスを倒して8つの特別なアイテムを集める
- 次のダンジョン(目的地)を探す
の繰り返しです
これだけだと同じことの繰り返しに見えますが、それぞれ次の目的に至るまでのプロセスがいい具合に異なってます
それぞれにギミックがあってそれを攻略していくのが面白いです!
ヒントは結構最小限なので、頭を捻らないとなかなか次に進めません。最近のゲームは目的地にアイコンが表示されることが多いので逆に新鮮です
限られたヒントから次に向かうべき目的地を探し当てるのもある意味謎解きになっていて面白いですが、人によっては不親切と感じることもあると思います
ダンジョンはこのように箱と箱が繋がって入り組んだような構造になっています
前半のダンジョンは結構楽に解けますが後半になってくるとコンプリートするのはなかなか大変です。それこそ慣れてないと攻略サイトの力を借りるくらいには大変です(ゼルダ慣れしてないので攻略サイト見ました)
マップは基本的には見やすいのですが、階段の仕様だけは不便さを感じました
というのも、階段を上ったり下りたりすると基本的にマップ外の裏道通路のような場所に飛ばされて、そこを抜けると別の階段から出てきます
裏道はマリオのような横スクロール系の2Dマップです
この仕様があって、マップを見てもどの階段とどの階段が繋がっているかがわかりません!これで何度迷わされたことか・・・
一応マップにはマーキング機能がついているので、自分でマーク付けとけよ、という開発からのお達しでしょうか・・・
おわりに
ゼルダシリーズほぼ未経験ですが、唯一かじった経験のある夢をみる島のリメイクをプレイしました!
サクッと終わる割に遊びごたえはあり、冒険したという達成感が得られる作品だと思いました。シナリオの内容もあって余韻が結構すごかったです
なによりグラフィックが好みで視覚的な楽しさはかなりハイレベルでした!このリンク、爪でコンコン突いてあげたいです
リメイク元を昔プレイした大人も、初めて触れる子供も変わらず楽しめる作品です
むしろ親子並んでプレイして一緒に謎を解くのもいいかもしれませんね!
ボリュームもちょうどいいので、プレイするゲームに困ったらチョイスしてみてはいかがでしょうか!
ちなみに・・・
我らがカービィちゃんもゲスト出演しています!
これは遊ぶしかないぽよ~~~~~~