【川崎店閉店】ウェアハウスのレンタル事業について話す
ウェアハウス 川崎店 閉店 pic.twitter.com/ugVAs4yovg
— 物の怪 (@sc59__) October 14, 2019
ウェアハウス界隈で愛され続けた「ウェアハウス川崎店」が閉店になるらしい
そもそもウェアハウスって何よ?
ウェアハウスはゲオ傘下のアミューズメント施設(ゲーセンとか、カラオケとか)のことで、東京・千葉・神奈川・埼玉の首都圏周りに展開されてます
今回話題になった川崎店は、香港の廃墟「九龍城」を再現した作りで有名な店舗です。本当にゲーセンかお前!?ってくらい再現度が高いらしい
ねとらぼさんのレポートがその一端を見ることができて興味をいい感じに刺激してくれます
店舗に直接行くことが難しい方はぜひ
女子トイレの下りで笑った
ここまでくるともはや歴史的文化遺産だな!?
レンタルとしてのウェアハウス
今でこそアミューズメント施設としてマイナーなりに有名なウェアハウスですが、実は15年くらい前はレンタル事業が盛んでした
というか、私の住まいの近辺に3件ほどあったウェアハウスはすべてCD・DVDレンタルの店舗でした
なので私の中ではウェアハウス=TSUTAYAみたいなレンタル店、という認識が強いです。今でも
もうレンタルの取扱店舗は壊滅してしまいました。じゃあレンタルで成り立ってた店舗は死んでしまったのって話なんですが、死にました
ウェアハウスとしての生を終えて、ゲオに転生しました
ゲオとウェアハウスのあゆみ
ウェアハウスは最初からゲオの子会社だったわけではありません
ゲオとの関係性の遷移はこんな感じです(要点だけ抜粋してます)
- 1979年(昭和54年)6月 - 株式会社シチエを設立。
- 1982年(昭和57年) - レンタルビデオ事業を開始。
- 1986年(昭和61年) - 「ウェアハウス」店舗の展開を開始。
- 2004年(平成16年)11月 - ゲオと業務・資本提携を締結。
- 2009年(平成21年)1月 - 株式会社ウェアハウスに社名変更。
- 2010年(平成22年)7月2日 - 株式会社ゲオがウェアハウスに対しTOBを実施し成立したため、同社の連結子会社となる。
- 2012年(平成24年)7月1日 - レンタル事業の商号をゲオに変更。
- 2013年(平成25年)3月 - 株式会社ゲオホールディングスが同年2月より実施していた株式公開買付けの結果、同社の議決権比率が91.27%となる。
- 2013年(平成25年)6月 - 株式会社ゲオホールディングスの完全子会社となり上場廃止。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 株式会社ゲオに吸収合併される。
もともと独立した会社でしたが、2004年にゲオと締結してからだんだんと呑まれていきました
2012年にレンタル事業の商号がゲオに変更されたので、このタイミングで数々のウェアハウスがゲオに転生したというわけです!マイナー店舗の俺が転生したらメジャー店舗のゲオだった件
これを機に私がウェアハウスに出会うことはなくなりました
ウェアハウスに勤めていた母も今は立派なゲオスタッフです。ある日突然おばちゃんパートコミュニティにゲーム・スマホ買取事業を対応させるスパルタよ・・・
ウェアハウスの今後について
現代はアミューズメント施設が衰退しています。カラオケやボウリングはリア充定番施設であるのと値上げが用意なのでしばらくは大丈夫そうですが、ゲーセンは増税により
- 増税する
- ワンプレイ税込み価格100円の機体の利益が減る
- 首の皮一枚で繋いでいた経営が崩れる
- 死す
の凶悪フルコンボで今後も閉店を余儀なくされる店舗が増えそうです。つらい
近い将来ゲーセン事業からは撤退してしまうかもしれませんね・・・
じゃあワンプレイ110円とかに値上げすればいいじゃん!って思うかもしれないんですけど、100円玉1枚で手軽に遊べなくなったらそれこそ客足も低下しますし、そもそも筐体が100円玉以外に対応してなかったりするので、詰みです!
酷なことですがウェアハウスは緩やかに終焉を迎えるしかないと思いますので、行ってみたいと思ったら今のうちに足を運んでおきましょう!
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